ども!よろずやです!
2018.3.2日格安航空LCCのピーチが自社でパイロットを養成していく!
というニュースが発表されました!
格安航空のLCC系では初の試みで注目を集めていますね!
この記事では
ピーチのパイロット養成においての募集要項や訓練期間は?
ピーチのパイロット養成期間の費用はどうなるのか?
これらについて検証していこうと思います!
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ピーチのパイロット養成においての募集要項や訓練期間は?
現在ピーチ側から養成機関の募集要項や訓練期間については
公表されておらず、2018年の夏頃から募集を開始する
ということしかわかっていません。
なのでこれから記載することはあくまで推測となりますが
少しでも情報の糧になればいいなと思い書かせて頂きます。
まず、ピーチでは今まで航空大学校や私立大学の操縦士過程を
卒業して航空会社のパイロットとして必要なライセンスを取得した人が
ピーチで副操縦士をしながら経験を積んでいくというシステムでした。
ですが、今回の発表では最初のライセンス取得の段階から
ピーチが養成していくという話になったのです。
学校に通いライセンスを取る必要がない?
なので、航空大学校などに通いライセンスを取る必要は無い
ということなんですね!
今までは操縦士になるには航空大学校のような学校に通い
パイロットのライセンスを取得してからというのが
航空会社でパイロットとして採用されるための最初のステップでした。
ですがそのライセンス取得もピーチが面倒みるよー!
と発表したわけですから、学校に通う必要がなくなる訳なんですよ。
(実際はピーチの養成機関に入る訳ですから学校みたいなものだとは思いますが)
そうなってくるとピーチのパイロット養成機関なるものも、
航空大学校に入るくらいの実力が必要になって来るという
ことになりますよね?
ということは、募集要項はどうなってくるの??
ということで募集要項の推測に入っていきます。
ピーチのパイロット募集要項や費用は?
募集要項についてですが、
これはやはり航空大学校に入る実力くらいはないと
ダメという話になるのではないかと推測できます。
そこで、2018年現在の航空大学校の募集要項を引き合いに出し、
募集要項のポイントを炙り出してみました。
教育期間 | 24ヶ月 |
募集定員 | 飛行機操縦科 108名前後 |
入学時期 | 3・6・9・12月の年4回に分かれて入学 |
出願資格 | 平成5年4月2日〜平成10年4月1日生まれであること |
身長規定 | 158センチ以上であること |
学歴要項⑴ | 学校教育法による修業年限4年以上の大学に2年以上在学し、全修得単位数が62単位以上の者。 |
学歴要項⑵ | 学校教育法による短期大学又は高等専門学校を卒業した者 |
学歴要項⑶ | 専修学校の専門課程の修了者に対する専門士及び高度専門士の称号の付与に関する規程による専門士又は高度専門士の称号を付与された者。 |
学歴要項⑷ | 平成30年3月末までに(1)、(2)又は(3)となる見込みの者 |
学歴要項⑸ | (1)、(2)又は(3)に掲げる者と同等以上の学力を有すると航空大学校理事長が認める者。 |
入学検定料 | 40000円 |
第一次入学試験 | 総合Ⅰ(筆記)、英語(筆記、リスニング)、総合Ⅱ(筆記) |
第二次入学試験 | 身体検査A(心理適性検査を含む)身体検査B(脳波検査)
【対象者は第一次試験合格者に限る】 |
第三次入学試験 | 面接試験及び飛行訓練装置による操縦適性検査 【対象者は第二次試験合格者に限る】 |
第一次試験の出題形式 | ・総合Ⅰ:操縦士として必要な判断・処理能力(計算処理,空間認識,確率,資料の読取等)及び自然科学の基礎的知識についての試験をマークシート方式で行います。
・英語:読解、語彙、熟語、リスニングについて行います。 ・総合Ⅱ:時事問題を含む社会常識及び数学(数と式,二次関数,二次方程式,三角比,三角関数,指数関数,対数関数,微分,積分,平面図形,ベクトル等),自然科学(気象,力学,熱力学,波動,電気と磁気等)の一般知識を問う試験をマークシート方式で行います。 |
試験時間 | 総合Ⅰ:50分、英語:90分、総合Ⅱ:90分 |
配点 | 総合Ⅰ:100点、英語:100点、総合Ⅱ:150点 |
第二次試験(身体検査) |
■1.身体検査Aの項目
■2.身体検査Bの項目 ■3.検査基準 身体検査については、第1種航空身体検査基準を踏まえて※身体検査を行い、身体検査の結果及び第一次試験の結果を総合的に勘案し判定します。第1種航空身体検査基準については航空法施行規則第61条の2を確認してください。電子政府の総合窓口(http://www.e-gov.go.jp/)の法令検索からアクセスできます。 * 屈折矯正手術の既往歴のある方は願書提出時に「平成30年度 航空大学校入学願書」に手術歴を記入してください。 |
入学料 | 282,000円 |
授業料 | 668,000円〜936,000円 |
寄宿料月額 | 1500円 |
光熱水料、食費等 | 実費 |
無線資格の取得 | 航空大学校の学生は管制機関と交信を行うため無線通信に係る資格が必要になります。無線資格には「航空特殊無線技士」と、その上位である「航空無線通信士」があります。宮崎学科課程を修了するまでに「航空特殊無線技士」以上の資格がなければ退学になります。 また、その後の宮崎フライト課程を修了するまでに「航空無線通信士」の資格がなければ退学になります。どちらも、無資格の人であっても直接受験できますので入学までに取得しておくことを推奨します。 |
その他参考事項 | ⑴ 受験時に、大学2年修了、短期大学、高等専門学校卒業又は専門士、高度専門士 の称号取得見込みの資格で受験し、合格した者については、平成30年3月末日までに定められた単位数の取得、卒業又は専門士、高度専門士の称号取得の要件が満たされないときは、入学を許可しません。
⑵航空大学校飛行機操縦科の卒業生は、事業用操縦士(飛行機・陸上単発及び陸上多発)の技能証明及び計器飛行証明の実地試験が免除されます。また、航空英語能力証明の国家試験においても学科試験が免除されます。
⑶航空大学校は、学校教育法による学校ではないので、履修した単位は他の大学又は学校の単位として認められません。
⑷入学試験及び入学後の授業等では主として日本語を使用します。 |
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とここまで。
航空大学校の募集要項のポイントとなる部分を
引用して表にしてみました。
あくまで航空大学校の募集要項になるので
お間違いのないように、参考までにしていただければと思います。
ピーチ養成機関に入れればかなりお得?
推測ではありますが、
前述したように航空大学校に入ることができる
それ相応の実力と学歴などは最低限持っていた方が
良いと思います。
なぜなら、企業の養成機関としても、
操縦士としての素質の部分は
軽んじることはないと思うからです。
しかし、逆を言えば、多くの操縦士を養成するために
航空大学校よりも入学のハードルを下げて来る
可能性もあります。
ライセンス資格から取れるけど、
航空大学校などに入るより入学試験の
難易度が高いとなったら元も子もない気がしますから・・・
そういう意味ではパイロットを目指している学生さん
にはかなり朗報というか可能性が増えて希望が持てる
発表だったのではないかな?と思います。
とは言え、航空大学校に入れるくらいの
実力をつけておくことは、ピーチの養成機関入学を
考えている学生さんにとっては必要だと思いますし、
実力があって越したことはないでしょう。
ライセンス取得後にそのままピーチの副操縦士として
すぐに実務に入ることができるという点では、ライセンス取得後の
就活的な部分も省けるなど、とてもメリットがあリます。
ピーチの養成機関に入りさえすれば、
そのままパイロットとしての道を順当に歩むことが
できてしまう。
これってかなりラッキーなことだと思いますし
パイロットになるための道筋をかなり短縮できるんじゃ
ないかなーと思います。
まとめ
ということで
ピーチの養成機関の募集要項と費用はどうなるのか?
という内容で推測ではありますが記事にさせていただきました。
実際どういった募集要項でどんな条件になるのかは
正式発表が出るまではわかりませんが、
あくまでそれまでの指標として頂ければ幸いです!
また何か新しい情報が入り次第追記していこうと思います。
長々とお読み頂き、ありがとうございました!
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