世界初の合成繊維・ナイロン。
ウインドブレーカー、スキーウェアのような衣服から、バッグ、自動車のパーツ、歯ブラシ、ギターの弦など、挙げればきりがないほど様々な製品に加工されています。
今回はナイロンでできた衣服の季節や時期、適した温度やタイミングを調べてみました。
スポーツやアウトドアなど、外でアクティブに活動する方には、欠かせないナイロンジャケットやウインドブレーカー、各種スポーツウエアにこぞって使われているナイロン素材。
暑い時期なのか寒い時期なのか・・・どんな時に着る服に使われているのかなど、ナイロン製の衣類の気になるアレコレをご紹介していきます、
一緒に見ていきましょう。
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ナイロン素材を着る最適な季節は?
ナイロン製の衣服は一年中出回っています。
中綿・裏地がなく、長袖で、重なってない、という意味で一枚の生地でできたものなら春と秋、気温20度前後の季節が最適です。
ナイロンは風を通しにくいので、まだ風が少し冷たくて吹くとひんやりするような時期にはとても役に立ってくれます。
ナイロン生地は暑い?寒い?
ナイロンには風を通さない特性があるのですが、一方で保温性もありません。なので、暑さを避けることも寒さから身を守ることも適していません。
もちろん中に綿やダウンなどが入った厚手のものなら、防風性と中綿の保温性の合わせ技で防寒に役立ってくれます。
しかしナイロンのみでできたスポーツライクなジャンパーやジャケットを例に取るならば「夏は暑く冬は寒い」というなんとも使い勝手の悪そうな印象です。
いつからいつまでの時期が適している?
先述の通り、一枚生地のナイロンジャケットであれば春なら4~5月、秋なら気温の下がり始める9月下旬~11月あたりがベストです。
しかし、冷房の効いた電車やバス、商業施設、映画館などで寒く感じる時がありますよね?そういった時は、カバンに一枚ナイロンジャケットを忍ばせておいて、寒さを感じた時に着ることで冷えを防いでくれます。
冷房で涼しくしてくれるのはありがたいことなのですが、あまりにも寒い時にはこんな活用方法もいいかと思います。!
ナイロンの生地や厚さによって着るタイミングは変わる
繰り返し取り上げている、ウインドブレーカーやスポーツ向けジャンパーは薄手です。やはり春と秋に適しているでしょう。
一方スキーウエアや冬の定番・ダウンジャケットのような厚手のものなら、真冬にも問題なく着ることができます。
しかしこれはナイロンの生地の暑さで防寒している訳ではなく、あくまでも中に詰められた綿やダウン。ボアの裏地などの防寒素材が力を発揮しているので、ナイロンの防寒性ではありません。
さらにスキーウエア等の特別な用途の衣類の場合、ナイロンからさらに加工を加えて高機能にした繊維が用いられている場合もあります。購入する際はしっかりと素材をチェックして、調べて見ましょう。
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ナイロン素材の適した温度や湿度について
ナイロン素材には吸湿性がない訳ではないのですが、一般には蒸れやすい素材です。靴下やストッキングで、足が蒸れる、などという話もよく聞きます。
女性ならストッキングとパンプス、男性ならナイロンソックスと革靴、という組み合わせで一日働いた後は人前で靴を脱ぎたくないですよね。
そういったところからも高い温度や高い湿度には向いていないです。
ジャケット・ジャンパー、あるいはパンツも、当然高湿度の場合は水分が逃げにくいです。
素材単体での防寒もできませんから、やはり20度前後で、湿度が低い季節が一番適していると言えます。
まとめ
以上、ナイロンの季節や時期、着るタイミングについて見ていきました。
これからの季節にはあまり向かない、少々残念な結果に終わってしまいましたが、季節を選んで使うことでとても有用であるということもわかりました。
今この時期でしたら、冷房による冷え対策に薄手のナイロンジャケットを一枚用意しておくと良さそうです。
秋が来て、夕方から少し寒いなと感じるようになったらいよいよ出番です。
ジョギングの時、夕方ちょっと外へ買い物、という時に一枚羽織っていくにはとても便利ですね。
来るべき秋に備えて、ナイロンの衣服を探してみてはいかがでしょうか?
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