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エアコンの中の小さい虫の正体は?予防や対策方法についても

梅雨も明けて暑い日々ですね。

エアコンは毎日フル回転です。熱中症にならないためにも、エアコンとはうまく付き合いたいもの。

しかし、そんなある日エアコンから大量の虫が!なんて事態に遭遇したことはありませんか?

エアコンには、実は虫を引き寄せてしまうあれこれが存在していたんです。

もちろんエアコンだけが原因ではなく、様々な要因があるのですが・・・

今回はそんなエアコンから発生する虫のこと、予防策について調べてきました!

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エアコン内に潜む虫の正体は?

エアコンには様々な虫が潜んでいます。

コバエやダニのような小さなものから、ゴキブリまで。ゴキブリはなんとエアコンの中に卵を産み付けるそうです。

そんな色々出てくる中でももっともポピュラーなのがチャタテムシと呼ばれる小さな虫でしょう。

チャタテムシもコバエやダニ、ゴキブリ同様大量発生が起きる虫です。

「チャタテムシ・・・って?」ってなりますよね?

見た目や名前がよくわからないだけで、今この記事を読んでいるあなたの家にもいる、一般的な昆虫なんです。一体どんな虫なんでしょうか。

ササッと生態や特徴を並べていきます。

 

 

チャタテムシってどんな虫?

・昆虫の中でも微小昆虫に属するごく小さな昆虫で、体調は1mm程度です。

・本、皮製品、乾燥食品等を食べる羽を持たないものと(無翅:むし)、カビや菌類を食べる羽を持つもの(有翅:ゆうし)がいます。

・ダニより少し位大きく、シロアリより少し小さいです。

・日本の家屋の9割に住み着いています。家庭内では畳の上、本棚あたりによくいます。

 

チャタテムシの生態について

・日本全国にいるのですが、世界各国にもいます。

・一年を通じて活動します、一番活発なのは梅雨〜秋の湿度が一番高いときです。

・寿命は半年程度と言われています。

・メス単体で生殖が可能です。1日1~2個の卵を産みます。そしてわずか2週間で成虫になります。

・人を指したり噛んだりはしないのですが、昆虫アレルギーの原因物質(アレルゲン)になります。

・ツメダニの好物なので、チャタテムシの増加はツメダニの増加に繋がってしまいます。

・チャタテムシという呼称は微小昆虫の総称で、特定の虫を指すわけではありません。

 

エアコン内に虫が侵入してくる原因について

エアコンの中に虫が侵入してくる原因は様々なものがあります。

もちろん、室内から侵入・繁殖することもあるのですが、室外機ドレンホース貫通穴と、屋外に向いている部分から侵入してくることが多いのです。

侵入経路別に、見ていきましょう。

 

ドレンホースからの侵入?

エアコンを運転することで発生する、結露した水を排出するためのドレンホース。

ここから虫が逆走してくることが有るんです。

ドレンホースの直径が15mm前後なので、それより小さな虫はその中を潜ることができます

ドレンホース向けの虫除けキャップ(水の通り道を確保した網状のもの)なんかもありますが、1mmくらいの虫、例えばアリなんかは楽勝で入ってきてしまいます。

 

エアコンの貫通穴からも入ってくる?

室外機と屋内の配管を通すため、家屋には貫通穴が空いています。

エアコン設置時には、配管を通し終わったらその穴の隙間をエアコンパテで埋めて、隙間がないようにするのですが・・・

パテに使うシーリング材はどうしても経年劣化します。また気候条件でも劣化していきます。要は、埋めたその日から劣化が始まります。

それが5年10年と経つことで、割れたり欠けたりして隙間ができてしまうのです。そこから、虫が侵入してきます

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虫の発生を防ぐ予防対策方法について!

チャタテムシは25度以上、湿度60%以上を好みます。ということで、室内の気温25度以下、湿度60%以下にしましょう。エアコンを運転していたら、このくらいになるものです。時折除湿運転や、室内の換気もしっかり行いましょう。

 

部屋の掃除をまめにしましょう。フケや皮膚も食料にします。布団や枕のカバーの洗濯、布団干しもきちんとしてください。

 

カビの生えた古い本やダンボールは思い切って処分しましょう!カビはチャタテムシの食料になってしまいます

 

エアコンは屋内の機械の掃除も大切ですが、室外機貫通穴周辺の虫の発生源、例えば植物や水回り、ゴミ等に注意しましょう。また、貫通穴に隙間があったら補修したり、ドレンホースは排水口を地面につけないなど、虫の侵入を防ぐ対策を取りましょう。

 

 

まとめ

 

エアコンの中の小さい虫とその対策について見ていきました。

今の時期に一番活動が活発なチャタテムシ、繁殖も容易で、生命力も高く、大量に発生しやすいということがわかりました。

 

エアコンをごくごく普通に運転していれば、チャタテムシの住みづらい環境にはなりますが、部屋や布団の掃除を怠るとあっという間に彼らを育ててしまいます。

 

また、屋外の環境にも注意が必要です。室外機、貫通穴周辺をきちんとチェックして、虫が入ってこないような対策を取りましょう

 

外は暑く、家に帰ってきた時くらい穏やかに過ごしたいのが人情。そんな中に虫がどっ!とやってきたら、休まるものも休まりません。

 

快適な夏のため、エアコンの虫対策もお忘れなく!

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